2025/05/04

Taiwan Today

外交

グアテマラ大使に大綬景星勲章、両国の友好関係深化に感謝

2022/08/18
中華民国外交部の呉釗燮部長(写真右)から大綬景星勲章を授与されるグアテマラのゴメス大使(写真左)。かねてから台湾との外交継続を表明するグアテマラと台湾は、緊密な友好関係にある。(中華民国外交部ニュースサイトより)

中華民国外交部(日本の外務省に相当)の呉釗燮部長(外相)は16日、中華民国(台湾)政府を代表して、まもなく任期を終える在中華民国グアテマラ大使館のウィリー・アルベルト・ゴメス・ティラド(Willy Alberto Gómez Tirado)大使に対して、「大綬景星勲章」を授与した。ゴメス大使が在任中に、台湾とグアテマラの友好関係がさらに深まるよう努め、多大なる貢献をもたらしたことが称えられた。叙勲式には、台湾に駐在する各国大使やゴメス大使の各界の友人が参列した。

呉釗燮部長はあいさつで、「中国大陸が台湾に対する軍事的な圧力を強める中、グアテマラのアレハンドロ・ジャマテイ大統領と同国外務省が、直ちに台湾支持を表明したことに感謝している。ゴメス大使は、2019年9月の着任以来、台湾とグアテマラの関係強化に努力を惜しまず、積極的に経済貿易、投資、文化・芸術、観光、スポーツなどの分野における交流を推進してきた。両国政府および国民によるパートナーシップの活性化に大きく貢献した。ゴメス大使の新天地での活躍を期待している」と語った。

一方、ゴメス大使は、中華民国外交部から大綬景星勲章を授与されたことに、心からの謝意を表し、台湾在任の3年余り、両国が自由、民主主義、主権という貴重な価値観の共有を目の当たりにしたことに言及した。特に、コロナ禍という苦難の時期、台湾が常にグアテマラに寄り添い、支援の手を差し伸べたことは、「まさかの時の友こそ、真の友」を十分に証明するものだ。ゴメス大使は、台湾とグアテマラの様々な協力関係のさらなる広がりを喜び、両国の緊密な友好関係が、世代を超えて続くと確信していることを強調した。

グアテマラは、中南米地区における台湾の重要な国交樹立国。長年、台湾の国際機関参与を支持している。両国は様々な分野において緊密に協力し、その成果はグアテマラ政府と国民から高く評価されている。

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